数乱digit感想
- 出版社/メーカー: アイディアファクトリー
- 発売日: 2016/10/20
- メディア: Video Game
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他サイトからの転載記事です
数乱digit(2017年1月16日~21日プレイ)
一年振りくらいにVITAのソフトをやりました。オトメイトでは初VITAソフトです。やっぱりいろいろと綺麗ですねー。SEもいい気がします。まぁ、薄桜鬼ポータブルにも刀のSEがあったので刀のSEで比較してって感じですけど。あとはディスク式ではなくカートリッジ式なので読み込みが速い分スキップが速いので、さくさく進みました。
って、VITA本体の感想を言っちゃってるしw
簡単にキャラ別感想を書いた後に総評を言います。
今回の攻略順は
陸→玖→漆→弐→壱→肆
これは公式ブログに記載されてたおすすめ攻略順です。
私はこの攻略順でとても良かったと思います。少しずつわかってくる感じが。
壱園央助
最初は追い掛け回されたりして( ^ω^)おっと、思ったんですけど(私がプレイしてきた中で遊佐さんのキャラがストーキングしてるのは初めて)、そのストーカー行為もただ興味があったから、主人公のことを知りたかったからで、すごい純粋な人だと思いました。あと、唯一ルートの中で交際したキャラです。すごく恋愛してました。
最初は苦手なんだけど央助の事を知るうちに好きになるそして付き合う。その後過去のこと、主人公の両親のことを知る。罪の意識から央助が離れる、そして二人で乗り越えるという王道の物語。でも、とても素敵でした。
弐藤光
もう、最初から最後まで王子様。そして攻略キャラの中で圧倒的な常識人。後述しますが一番の常識人っぽい彼はあれだからほらw
もう、優しいしピンチには駆けつけてくれるし素敵な男の子でした。
とにかくかわいい。でも、兄の秘密を抱えた子でしたね。そして、利保子様と伍代の話もあって少し影薄めなところもありますが、最後も紘可の為に戦ってくれる最高にかっこいい彼でした。後日談も可愛かったなぁ
肆形有比
一応有比君が真相ルートになるのかな?いやー、すごい子だよね。ヘタレだけど好きな子のためには変われるいい子です。まぁ、変わり過ぎちゃったけど。変わり過ぎて最初に悲恋エンド見ちゃおうって進んでたからもうルート分岐したのかなぁって思っちゃったくらいに(^_^;)こちらも後述するラッキーボーイも思ったことですがね。
最後告白前にキスして慌てるとことか好きです。
陸平崇樹
陸平先輩のルートは主人公のことはほとんどわからず、切り裂き事件も起きず、陸平先輩の過去と向き会う話でした。もう、彼ね全然しゃべりません!!喋っても小さい声だからイヤホンつけてるにもかかわらず「えっ、なんて??」って履歴で何度も聴いてましたw興津さんのキャラ二人目で前は華鬼の光晴で騒がしかったので振り幅すげー流石ですわーって思いながらプレイ。とにかく焼きおにぎりが食べたくなってたまたま冷凍庫に入ってたんで次の日のお昼ごはんにしましたw
陸平先輩は争いごとが嫌いでじゃんけんもしないところ徹底してて好きです。体育祭の綱引きも棒立ちで笑いましたw
陸平先輩を戦わせないために自分が戦う紘可もかっこ良かったです。そして、あの陸平先輩が最後紘可を守るために戦う!!!おおー!!そして、伍代に勝つ!最高にかっこ良かったですよね!!
後日談の図書館で寝てる紘可にちゅーしてるのも良かったです。本編ではなかったもんね。
漆原景太郎
いやー、いやー、すごかったですね彼。
常識人でいつもニコニコな彼
常識人で人が良さそうなキャラほどやばいってのは乙女ゲーあるあるではありますがまぁw
確かに運が良くて何も困ることなく回避してきたってのは羨ましいけど、とても羨ましいけど!!(だって、テスト勘が全部当たるってことでしょ!!)本人としては日々の生活が面白くないかもしれないですね。何度も言うけどギリギリでいつも生きてる私はとても羨ましいw
そして、切り裂き事件を起し、紘可に自分に気づいて欲しかったと。そして罪を与えて欲しい。まぁ壮絶でしたねwそして、数乱戦をした後謹慎になる景太郎は穏やかになったように見えてもやはり紘可から受けたあの罰をもう一回受けたくなるそして自分を傷つける。一回じゃ満たされないんですよね。悲恋エンドから見ようとしてたので悲恋にルート分岐したのかなぁと有比の時のように思ってたらまだで驚いたのが印象に残っています。悲恋に入ったから病んだと。でも、正規ルートで
その後、二人は駆け落ちするんですよね。悲恋は紘可が待ち合わせに寝過ごして置いて行かれる…凡ミスじゃん!!まぁ、紘可も耶告のことでショックを受けていたので仕方ないですけど
そして恋愛EDは景太郎と一緒に海外へ駆け落ち
個人的には残された耶告や友人、数家の人たち、を思うと本当にハッピーエンドなのかなと思うのですが(特に、手紙まで書いてた景太郎の弟と妹のことを思うと辛い)また結局、景太郎の紘可は檻に閉じ込められているようにも思えます。でも本人たちがそれで幸せならいいかなと思いました。
私は、景太郎のこと結構好きです。
玖折巡
何度も何度も他ル一トでぶん殴るぞと思わされた彼(得に二周目に玖折だったので一周目の睦平先輩ル一トは〇すぞと思ました。でも、央助への思いとか、雨の日は弱るとこと彼を知っていく内にだんだん好きに。カッターナイフ事件も顔苦しそうでしたよね。本当に央助の事を思って…
その後、生徒会を辞めて数研に入るときは紘可の「新入部員です」という紹介に笑いました。そして、どんどんいい方に変わっていく巡、そして変わっていたのは巡だけじゃなく央助も。そちらは悪い方でしたけど。
そして、悲恋は生徒会に巡が戻る代わりに紘可が央助に…必死に紘可の事を探す巡、雨に打たれる巡の表情が本当に辛くて…まぁ、見方によってはあれだけ央助のため、ストレス発散として、酷いことをやってきたのだから当然の報いという考え方もできますが…でもやはり…
恋愛エンドは巡が央助に戦いを挑みなんやかんやあって央助が数刀ではなく小刀を出してきて紘可を刺そうとし巡が庇って刺されてしまう。そこで央助が目覚める。
私は、ここの庇ってくれたところで完全に巡に惚れました。
最後のスチルではすごく優しい目をしている巡本当に人が変わったよう。
後日談の席替えのとこも可愛かったなぁ
根はとても素直な子なんです!!ちょっと央助の事を思いすぎるだけで!!
でも、巡エンド後も他のルートでいじめられる度に殴るぞとは思いましたけどw
サブキャラ
サブキャラの捌沢さんちの双子ちゃん、利保子さんと伍代の話も良かった…
今でも利保子さんと恋愛したくて百合ルート探してます…
あと暗君とも恋愛したかったー(^_^;)
総評
私の好きなキャラ順は好きな方から
巡→光→景太郎→央助→有比→崇樹でした。
おまけSSも楽しく、教えて管理人さんではとても笑わせてもらいましたw
結構他のレビューでも言われてることなんですが、結構短いです。共通も「えっ、もう一章分終わったの?」と思うほど。共通ルートの選択肢は生徒会が数研を選ぶ時と誰のルートに入るかの分岐以外は攻略に意味がなく、個別に入っても選択肢が少なく一章につき1つ、よって6個ほどで終わりました。初回はボイスを全て聞いたわけではありませんが約6時間、2週目からは共通スキップで5時間半位でしょうか?個別の感想を言う前に言いましたがVITAで読み込みスピードが速い分スキップも速く、また共通が短いのでサクッと個別まで進めます。私は、一日一人、計6日でトロコンしました。
また、CERO Cに分類されていますが、コンテンツアイコンを見ても「暴力」「言葉・その他」しかないように恋愛の内容よりイジメのキツさが出ます。恋愛面だけだとB判定くらいだと思います。あと、いつ好きになったの?ということも多かったです。「一緒に過ごすうちにだんだん気になってきた。あの人のことばかり考えてしまう。この気持ちは何?これが恋?」って事が多かった。キャラも紘可のこといつ好きになったの?と思うことが多かったです。「恋は気付いたら落ちているものだ!」って言われたらそれまでなんですけど。
そして、シナリオもブツ、ブツと切れて次のシーンに行くことが多くもう次行くの?と思ったことが何度がありました。
なのですごくおしいゲームだなと思います。もう少し密なシナリオだったら、暴力だけでなく恋愛面も丁寧に書かれていたら、もっと評価は高かったように思います。暴力面は巡が頭を使った策略が本当にエグくよく考えられた陰湿なイジメだなと思いました。
結構キツイこと書きましたが、私は好きです。キャラ毎に本当に簡単にいうと無自覚ストーカー男、ヤンデレ、異常な平和主義者、サイコパス?、ゲスと多種多様な病みが味わえる。悲恋もそういった病みが出てるものがあり意外とたのしかったです。悲恋はあの光君でさえヤンデレるので。あっ、ストーカーは最初だけですけど。
あとは、ちゃんとフラグ回収してきちんと完結している話なので謎がわかってすっきり出来ましたし。
出ないとは思いますがもしFDが出るならきっと買うと思います。それほどキャラは魅力的で楽しかったです。何度も言いますが好きなゲームになりました。