夏井の乙女ゲー攻略日記

乙女ゲームについて思った事やプレイ日記を書くブログです Twitter@natsui4989

ノルンノネットPSP感想

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NORN9 ノルン+ノネット(通常版) - PSP

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攻略順
駆→千里→平士→暁人→朔也→一月→正宗→ロン→夏彦


こはるちゃんかわいいですね。駆がこはるちゃんにどんどん惹かれる理由が分かる。反対にこはるちゃんも無意識に好きになってるんですよね。多分。
イチゴを育てようって提案する駆イケメンすぎるし、他の言葉もイケメンだよね。そして、植物に負けるwあの、こはるちゃんが初めて冗談を言った時の「男にこういう冗談は禁止!」って顔真っ赤にしながら言うのいいよね。
他のシーンも余裕あるのかないのかーみたいな感じで良かったー
エンディングで開放感がどうとかの冗談を言われた時はびっくりしましたw乙女ゲーで外の開放感ががいい(意味深)と言われる日が来るとは思いませんでしたw

千里
かわいい!!でも、意外と男らしいとこもあるんですよね。普段は引きこもってひ弱キャラなのにやるときはやるかっこいいキャラです。こはるに避けられた時走って追いかけたり、こはるを連れ戻しに行くためにあれだけ嫌だった能力を暁人から受け取ったりと本当にかっこいいとこがたくさんありました。
でも泣き虫で可愛いかったです。
あと、悲恋エンドのCG結構好きです。

正宗
はっきりと言ってあまり印象に残ってないです。なんか、二人でいるうちにいつの間にか二人とも惹かれてた。でも正宗には役割があるから恋愛はできない!みたいな話でした。
甘いもの食べたら酔っ払ったようになって理性がなくなったりと良い設定あったのにキス止まり、押し倒すくらいして欲しかったwww(酔っ払い関係なく一月なら普通に押し倒してた)
最後は内紛に巻き込まれ、全てを守ろうとするこはるを守るため、世界を裏切り、こはるの記憶を七海に消してもらい、一月に記憶を書き換えてもらい二人で夏彦の元へ逃げるというエンドでした。
悲恋は、役割を持つ正宗にはこはるを助けることが出来ない、こはるは能力を戦争に使い続け、また自分のせいで朔也は死んだと深琴にいい、何もかもこはるが背負う。能力のせいで重い運命を背負う深琴とこはる。無力な正宗。と言ったような感じでした。
正宗のテーマは「運命」でした。終わって考えてみると、悲恋エンドは能力者の運命にのまれる。恋愛エンドは能力者ということで縛られる運命を変え切り開いたという印象です。
船に乗っているときの周りのために動き回っているエピソードとか、恋愛エンドの最後に一生懸命飛行機?の勉強をしてたり本当に正宗はいい人です。
バッドエンドになるんですけど、大人組がお酒飲んでるところにこはるが入ってなんだかんだで、その後ロンと一月の姿を見ることが無くなったの少し笑いました。

夏彦
夏彦ルートは他のメンバーとは違い、ノルンから出て夏彦と一緒に戦争を止めるような話でした。
なんていうか、ロンのせいで余計に話ややこしくなってた気がするwロンが適当なこと言ったから深琴が夏彦に怯えてーみたいな。夏彦に怯える深琴可愛かった。あとはヒヨコロボは深琴のために夏彦が作って、出てくる文字は夏彦が打ってるって!!影ですっごく優しい!!いい人なんですよね。記憶をなくしてる時に行ってくれた言葉とかすごくキュンとしました!悲恋エンドは夏彦が死んで、夏彦の記憶を消されるんですけどCGがとても綺麗でした。夏彦ルートは雪くんですよね!でも、七海やこはるの時に出てきた雪くんのほうが気持ち悪かったです(褒め言葉)雪くん攻略したかったなぁー

朔也
昔の約束に縛られて、なかなか進むことができない2人の話でした。テーマが「声なき愛」なんですよね。朔也は最初に未来を見た時から既に深琴のことが好きで、深琴も朔也のことが好き。でも朔也の未来は大切な子を守って死ぬこと。そして、「好きな人を作らないで」という約束。もう辛いーって思いながらプレイしてました。好きと伝えられないから声なき愛なんですよね。そういう約束をしていても未来が変わっていないというとこは今現在は朔也には大切な子が居るという証明でもあると思うのです。
朔也は深琴冷たくされても深琴が好きで、深琴も本当は自分の事を好きになって欲しくないから冷たくする。でもお互いに好きあっている、本当にもどかしい…
そういった約束を知らない周りは深琴が以上に朔也に対して冷たいし、それでも朔也は深琴の事を大事に想っている行動をする。すごく不思議な関係に見えますよね。
で、一月が人肌脱ぐ。夢の中で深琴を素直にさせようとするんですよね。で、いろいろあって朔也に勘違いされる。次の日に嫉妬した朔也に
襲われてしまうんです。いい体でした←
なんだかんだでうまく行くようになった2人は仲間の力も借りて未来を変えようとする。という話でした。
どのタイミングだったかはわかんなくなってしまったのですが、深琴と朔也が襲われたあと、駆がキツイ尋問?をするんですよね。で、こはると七海が「襲われたばかりで傷ついてるのに駆くんひどい!!他の男の子も止めなくて許せない!!」と男の子みんな嫌われちゃって暫くあまり口聞いてもらえなくなってました。駆は二人に深琴と一緒にいてもらうために考えた行動で計画通りだったんですけどこはるにプイってされて少し可哀想でしたw
悲恋エンドは結局朔也は深琴を守って死んでしまう。
恋愛エンドでは朔也は死ぬことはなく、未来を確実に変えるためにリセットをする。最後に教会に似た場所でキスをしたのはドキドキしました。
悲恋エンドも恋愛エンドもとても綺麗な話でした。
一番好きな√でした。

一月
一月は深琴に「肩肘張らずに少しは気を抜いたら?」「疲れちゃうよ」とちょっかいをかけながらも本当はすごく心配してるんです。また、「深琴は朔也と両想いだが素直になれない」と思い込んでいました。だから手を貸すつもりで夢の中で一月が二人をくっつけようとしたりするんですけど、理由とか本当のことを知ったあとは朔也に対して嫉妬するようになるんです。そもそも、くっつけようとしたのは本意じゃなかったとあとから分かります。自分の幸せより、好きな子の幸せを思って行動だったと知っていい人過ぎます。また、朔也の未来が変わったあと、一月は部屋から出なくなるんです。そして、心配した深琴は部屋に行き、一月から気持ちを聞いたのち二人は結ばれます。そして、深琴は能力を失い、船が爆発事故を起こします。そして、気を失い眼が覚めたら何もかも全て終わり一月と二人で幸せに暮らしていました。もちろんそんなことは無く夢です。一月が深琴を守るために見せている夢。一月のテーマである「優しい檻」はこの夢のことなのです。そして、時々一月が消えかけることで深琴は夢だと気付くのです。ここで、夢から覚めるなら恋愛エンド、そのまま見続けるなら悲恋エンドとなります。
悲恋エンドは気づかずにそのまま、二人の生活を続けます。そしてある時一月は消えます。でも、夢は思いが実現する世界、深琴の思いが夢の産物として偽物の一月を生み出しそのまま偽物と二人で生き続けます。その偽物を一月は見ながら深琴の幸せを願って、あの子は笑ってるのにどうして涙が出るんだろうと泣きながら消えていきます。
恋愛エンドは夢から目を覚ますと本当は、事故のあとずっと自分は目を覚まさず、一月は生死を彷徨っていて、夢を見せてくれていたんだと知ります。そして、だいぶ良くなり目を覚ました頃ロンが表れ、ロンに脅され、一月は船に乗っている女の子たちを守るためにずっと交渉していたことを知ります。その後は一月がいたら七海を守れないと言うような形で一月と深琴二人で船から出て、二人で穏やかな生活をするようになります。これはずっと前に深琴が見ていた夢や檻の中で見た夢と同じですね。やっと願いがかなったと言った感じで、結婚式を挙げるためにお金を貯めていてとても幸せそうでした。

一月ルートが終わって思ったことは、朔也ルートで「能力を返しても、夢を見せるだけの能力だからそのまま夢を見続ける」とありました。よって一月が消えても夢とは気づかす、自分の本体の身が滅んでも夢のまま見てられる。本当にそれが幸せなのか、そうじゃないのか考えさせられました。また一月は朔也ルートでもロンに脅されていたのだろうかと言ったことです。あのルートでは一月の夢を見せる能力は最後にロンに渡していました。そうなるとずっと最後まで一月は一人でロンと戦っていたことになります。すごく優しくて、大人で、強い人です。
朔也、一月は自分を犠牲にしてでも深琴を守りたい、幸せにしたいという気持ちが強い人です。悲恋は、死んで初めてあぁ、自分が幸せにしたかったと後悔が残り気づく。恋愛エンドで生きて自分が幸せにするんだと気づいたという印象でした。二人とも切ないストーリーでした。

暁人
七海ちゃん、最初は暁人に憎まれてて私なんかって思ってるんですよね。暁人もすごい憎んでて、七海ちゃんのことを心を持っていない冷たい人間だと思ってる。でも、本当の七海ちゃんを知ると思っていたよりもずっといい子で段々と優しくするようになる。でも七海ちゃんはその優しさに戸惑ってしまう。すれ違う二人にキュンキュンとしました。
そして、千里の力を全て暁人が引き継いだあと、植物の襲撃の際に七海ちゃんにキスをしながら力を使う暁人にうぉぉぉぉ!!!
エンドは3つ。悲恋とベストエンドで千里の記憶を消したもの、消さなかったもの。ベストは2つともそれぞれ良かったです。消したものは笑わせてもらいました。消さなかったものは最後に千里がこはるちゃんと来てくれる。大団円って感じで楽しそうでした。このルートではこはるちゃんは駆のことが好きなんだけど、千里とうまく行けばいいなぁと思いました。

ロン
ロンは最初から適当な行動が多くあまり好きになれませんでした。最後の方になっても「私(七海ちゃん)はロンのことがすきだけど、ロンは七海ちゃんのことが本当に好きなのか?」って私は勝手に疑ってました。よく分からない人。うん。最後もすごく優しく囁いてくれるんだけどそれってロンは記憶が無くて七海のことが好きって信じ込んでるのではないのか?なんでこんなにロンだけ辛口なんだろーw
人の名前を覚えない理由に「目が見えなくなってきてて顔が認識できないから」って知って納得したと供に悲しくなったよね。いつか七海ちゃんのことも見えなくなるんだろうなぁ。早く夏彦を探し出して義眼つくって貰わなきゃですね!

平士
ちゃらちゃらと何も考えずに笑ってるだけかと思いきやすごく考えたうえで笑ってるんですよね。自分には相手の心は音でわかる程度しかわからないが、自分の心は油断すると全て伝えてしまう。連絡手段としては便利な能力だけどすごく厄介ですよね。
自分の夢の話をして、一緒に夢を見てと言われたあと平士の記憶を消さなければならない状況になります。でも、後でもう一度「同じ夢をみて」と最初と同じことを言ってくれるんですよね。それがまた心から思ってくれてたんだなと思いました。
男子みんなで水浴びしてる時の黒平士、普段ニコニコしてるぶんめちゃくちゃビビりましたw
あと、悲恋エンドが少しヤンデレで怖かったです。

総評
スチルがアップになった時など画質がすごく悪かったです。でも、基本的にはすごく綺麗でとても満足です。
また、ストーリーは、自分たちの問題が解決したらそのまま一気に決断をしたあと、リセットをするしないの決断後に飛ぶルートも多く飛んだな!?って思うことも多かったですが、攻略キャラが9人ということもあり仕方ないのかなと思いつつもまぁいいかと。でも、Epilogueは「えっ、これで終わり??」というような終わり方でした。
自分的に良い攻略順でプレイしたなと思います。
ネタバレを避けたい人は駆をもう少し後にしてもいいかも。
ワタシ的ベストカップルは朔也×深琴。朔也の想いが報われて欲しいなぁと思うので。好きなキャラは一月です。一周目駆で、好きだったんですけど、周回するごとに駆頭良すぎて怖くなったんですよねw
久しぶりにハマるような作品で、もっと早く知ればよかったと思いました。アマゾンのレビューなどでは評価が低いですが私は大満足でした。
FDも機会があれば買ってプレイしようと思います。